公民館の耐震補強改修工事に併せて、施設の整備を行いました。
今回の工事では、館内全体のバリアフリー化をはじめ、誰もが使いやすい「みんなのトイレ」の設置、さらに太陽光発電設備および蓄電設備の導入により、防災機能と利便性の向上が図られています。
【外観】
建物正面の景観に配慮し、既存の植栽を一部移植。
正面にはシンボルとして1本のみ植栽を残し、よりすっきりとした印象に整えました。
また、利用者の利便性を高めるため、これまでなかった階段を新たに設置。EV充電コンセントも新設しました。
【スロープ】
従来の直進スロープを、安全性を高めた折り返し式のスロープに変更。
傾斜を緩やかにすることで、降雪時や雨天時でも転倒リスクを軽減し、高齢者やベビーカー、車椅子利用者にも安心して通行できるよう設計されています。
【玄関】
玄関内にもスロープを新設し、お子様から高齢の方まで、誰もが安心して公民館をご利用いただけます。
太陽光発電の導入に伴い、発電状況が一目でわかる「太陽光発電データ表示板」を設置。
来館される皆さまに、環境への取り組みを身近に感じていただけるよう工夫しています。
【大研修室】
床材には塩ビシートを採用し、色分けによって空間にアクセントを加えました。
壁面はビニルクロスで仕上げ、腰壁部分には桧の羽目板(無節)を使用。
木のあたたかみが感じられる空間となっており、落ち着いた雰囲気の中で研修や会議が行えるよう配慮しています。
【研修室(和室)】
34帖の広々とした和室は、以前あった床の間をなくし、両側の壁を押入に変更しました。
壁はビニルクロス貼りで仕上げ、床にはモダンな正方形の縁なし畳を敷いています。
【調理実習室】
作業台は4台から1台に減らしましたが、窓側に引違戸付きの作業台を配置し、食器棚や物入も新たに設置。
収納スペースをしっかり確保し、使いやすさを高めた実習室に生まれ変わりました。
【みんなのトイレ】
以前はなかったバリアフリートイレを新設。
車椅子の方や介助が必要な方、乳幼児連れの方、さらにストーマ保有者(オストメイト)にも対応し、幅広い利用者に配慮した設備を備えています。
【男子トイレ】
凍結対策として上部にパネルヒーターを設置。
乳幼児連れの方も安心して使える個室トイレも備えています。
犬走り以外は、アスファルト舗装にしています。
黒をベースとした外観で、木造と一部鉄骨造にしています。
本宮市のイメージキャラクター「まゆみちゃん」をポイントに入れています。
ヘルメット着用バージョンはなかなか見られないので珍しいと思います。
以前の火の見櫓にあった半鐘は、新しい建物にあった色合いで塗装し直しています。
以前から使われてはいませんが、消防団の建物の目印でもあるので、再利用しています。
【外観】
広々とした土地に建つ平屋建ての集会所です。幅広い世代の方が利用する為、
スロープと手摺を設置し安全に配慮しました。
【玄関】
採光式の引き戸で大変明るい玄関になりました。
たくさんの靴が収納できるよう大容量の下駄箱を設置しています。
玄関にも手摺を設置しました。
【ホール】
大人数でのイベントも可能なホールです。
たくさんの窓を設け、自然光が差し込む明るい空間になりました。
出窓の下には収納スペースを設けました。
【キッチン】
勝手口のあるキッチンは、大勢で作業できるよう広々スペースを確保しました。
【倉庫】
行事などで使用する大きな道具も収納できる倉庫です。窓があるので換気する際に便利です。
整理整頓して収納できるよう棚も造作しました。
体育館は木材の梁を使用しており、暖かみのある作りとなっています。
児童たちが元気に走り回る姿が目に浮かびます。